上田市街にある妙光寺の弁財天は、日本三大弁財天のひとつ、宮島の厳島弁財天の分身であり、歴史ある弁財天になります。
弁財天は、8つの功徳、弁財(話し上手)、財宝、福徳、知恵(入試)、延寿、厄除け、開運、勝利があります。この弁財天は、上田市街のパワースポットでもあり、ご利益を授かりたい人が訪れるお寺でもあります。
妙光寺の歴史
妙光寺の起源は、天文元年(1532年)井上長大夫居士の発願により、この地に「住庵法泉院」と称する寺院を創建したのが始まりとされています。
その後、寛永11年(1634年)上田城主仙石政俊侯が自らが開基となり、住庵法泉院を改めて「修禅山妙光寺」を開創しました。
妙光寺境内にある弁財天は明暦4年(1658年)、広島城浅野家より上田城仙石忠俊に嫁入りになった亀姫様が、守り本尊として捧持してきたものになります。
妙光寺は、天文元年に開創されて以来、上田市でただ1つの上田市旧城下町の町中に位置する寺で、長く町民より南無妙法蓮華経の信仰の場として、また厄除・開運・祈祷の道場として愛されてきました。
妙光寺に行った話
妙光寺の山門前の左手には、手を合わせた日蓮像が置かれています。
山門をくぐると本堂まですぐで、この日は平日だったこともあり、ドアは閉めれていました。
本堂内を見学、参拝したい方は、左手にあるインターホンを鳴らして見ることができます。
今回、私はお賽銭を入れて、お祈りをしてしのまま弁財天に行きました。
弁財天は妙光寺山門を出て、左側に進んだところすぐにあります。こちらは妙光寺の駐車場としても利用することができます。
弁財天には白い亀が置かれています。先にお参りを済ませてから、白亀を見ました。
案内板には「報恩の白亀さま」と書かれています。
「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)を7回、唱えながら白亀上の宝珠の玉を撫でて下さい。その後、自分の良くなって欲しいところおさすり下さい。」と書かれています。
早速、金の玉を撫でながら「南無妙法蓮華経」を7回唱え、自分の良くなってほしいところ、どこが良いか分からなかったので、体全体をさすっておきました。
そして、亀の横に小さく「さいせん」と書かれているので、お賽銭を入れました。
それ以外にも摩尼車(まにくるま)が置かれていて、これを回すとお自我偈を1巻読んだのと同じご利益があるとされているので、回しておきました。(こんな楽して良いのかと思いますが、、、)
千羽鶴等もたくさん飾られています。
弁財天の横には、稲荷大明神がありこちらを覗いてみたり、境内には痔に効く神様がいる石(写真はありません)が置かれていたりします。
入口横には、白亀がたくさん積み重なった石造もありました。
妙光寺のアクセス情報
電話番号:0268-22-6516
住所:長野県上田市中央3丁目8−30
アクセス:
一方通行が多い道なので、付近の駐車場に停めることをオススメします。
妙光寺のおすすめポイント・まとめ
妙光寺の境内にある弁財天は、厳島弁財天の分身であり、昔からの地元から愛されてきた場所だけあって、ご利益が強い場所な気がします。
体を良くしてくれる白亀もいますので、自分の悩んでる部分がありましたら、こちらでお祈りしてみても良いかもしれません。
パワースポットしてもオススメのスポットですので、上田市街を観光する際は、是非、一度、参拝してみてはいかがでしょうか。
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